第14章 熱
Noside
食堂に流れる生徒のたち。
弧「おはよう。」
藍蘭「おはよう。」
笑って、挨拶をして。
黒「おーい藍蘭、俺もいるんだけどー?」
藍蘭「わかってます。おはようございます、鉄朗。」
黒「なにそれ、俺おまけ?」
藍蘭「はいはい。」
弧「藍蘭に絡んでないで、行くよクロ。」
なんとなく、大人びた弧爪に驚いて、
からかうように笑った。
黒「お前なー、昨日のこと覚えてんだろーな。
勝手にどっか行きやがって。
バレなかったからいいけどなー」
弧「それは、悪かったと思う。
けど、ご飯は別。」
黒「お前そんな食べるよーなキャラだっけ」
弧「そーじゃない、クロ置いてくよ。」
黒「おい、待てよ!じゃーな、藍蘭。」
藍蘭は笑って小さく手を振ると
幼馴染に呼ばれチームに戻る。
約束だから。