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【銀魂】ドSな彼とチャイナな彼女
第11章 恋が始まる夏祭り
ーー違う。
沖田はそのまま歩き出してしまった。
ーー違う。
神楽はその後を追うように走り出した。
ーーそうじゃない。
そのまま、神楽は沖田に抱き付いた。
「まだ言ってないアル!」
「……」
神楽は抱き付いたまま、さらに続けた。
「お前まだ言ってないことあるネ! だから……」
沖田はきょとんした顔で神楽を振り向いたが、ふっと柔らかく笑った。
「『かわいい』」
そう言って、沖田は神楽に口付けをした。
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