• テキストサイズ

【銀魂】ドSな彼とチャイナな彼女

第11章 恋が始まる夏祭り


 ーー違う。

 沖田はそのまま歩き出してしまった。

 ーー違う。

 神楽はその後を追うように走り出した。

 ーーそうじゃない。

 そのまま、神楽は沖田に抱き付いた。

「まだ言ってないアル!」

「……」

 神楽は抱き付いたまま、さらに続けた。

「お前まだ言ってないことあるネ! だから……」

 沖田はきょとんした顔で神楽を振り向いたが、ふっと柔らかく笑った。


「『かわいい』」


 そう言って、沖田は神楽に口付けをした。

/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp