【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第11章 文化祭
三人がそんな会話を繰り広げていると、
教室の後ろ戸から校長と教頭が入ってきた。
「やっぱりここにいたか…」
とハタ校長。
「去年もここで暇を潰していたな、君は。白水先生もここに居るとは思わんかったが、まぁ好都合じゃ」
「なんか用すか?」
「あの…どうかしましたか?」
少し不安げに校長を見つめ尋ねる。
「どうもこうも、なんなんだね。君達んとこのクラスの展示は」
あー、やっぱりその事かー…
校長が来た理由は内心薄々分かっていたので、思わず苦笑いが出る。
まぁ、どう見てもあれはゴミだもんな。ただの空き缶だし。
そんな事を考えている内に校長と銀八の言い合いはヒートアップしていく。