【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第10章 支配
「あーあ、汚しちまったな」
ククッと喉を鳴らして笑う高杉。
グッタリと身体の力を抜き、肩で息をするがまだ熱は収まらない。
腰が疼き続ける。
「どうした?まだ物足りないか?」
熱い視線を感じ涙で潤んだめで見つめ返す。
「…欲しい」
「何をだ?…ちゃんと素直に言え」
サディストな笑みを浮かべる目の前の男を見つめたまま口を開く。
「高杉が…欲しい。中、入れて…」
「いい子だ。よく言えたな」
優しく頭を撫でられ心が震える。
「素直になった褒美をやらないとな」
「うああっ!はっ…あ!」
腰を掴まれ熱いもので貫かれる。
全身にビリビリと快感が走り思わず腰を浮かせる。
「っ…そんなに気持ち良いか?中で絡み付いてきてるぞ」
「うぁっ、はっ!…く、ぅ!」
小刻みに腰を揺らされ淫らに喘ぐ。
自分の身体は完全に高杉に支配されているのだと思った。
もう元の生活に戻ることは出来ない。