【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第10章 支配
「あっ…はぁっ!っ…う!」
本能のまま喘ぎ声をあげる八雲に応えるように高杉は腰を激しく揺する。
「んあっ!っ…そこ…そこっ…いいっ!」
「ここか?」
「くぅっ!ふっ、う!」
奥を抉られるように深く腰を打ち付けられ身体中が痺れる。
「や…高杉っ…もうっ…!」
限界が近付き高杉の制服の裾を握り締める。
「いいぜ、好きなだけぶちまけろ」
獣のように首に強く噛み付かれ先ほどよりも深く腰を打ち付けられる。
「いっ!…は、っああ!」
己の欲望を吐き出し小さく身体が震える。
後を追うように中に入り込んでくる熱い高杉の欲望にすら、性感を掻き立てられる。
「お前は、俺だけのものだ。…俺だけの玩具だ」
その言葉だけでまた腰が疼く。
身も心も高杉のものになっていた。
いいわけがない…こんな事。
けど、本当にそう思ってるのか?
こんな形であっても、俺は…
高杉に腰を抱き抱えられ、八雲は考えるのを止めた。
そして再び本能に従った。