【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第8章 恥辱と快楽
中から指が抜かれて安堵する。
流石にこいつもこんな状況では続けないか。
「っ!…ぅ!」
小さな窄みを熱く硬いもので塞がれる。
思わず漏れた呻き声を飲み込み、身体を硬直させた。
一度は去っていた疼きが、一気に身体を駆け巡る。
構わず高杉は腰を往復させる。
「ふ、ぅ…んんっ」
「好きなんだろ?…こういうのが」
熱が籠った声で高杉が囁く。
「ふ…ぅ、ん」
必死に声を堪えるが、頭がおかしくなりそうだ。
「…なぁ、何か臭わねーか?」
個室の外から会話が聞こえる。
「臭いって…そりゃトイレだから臭うだろーよ」
「いや…そうじゃなくてさ。なんつーか…イカみてーな臭いだよ」
心臓がバクバクと音を立てる。
「流石にバレちまうかもなぁ?」
こんな状況にも関わらず高杉は楽しげに小さく呟く。
「発情期のガキがここでシコってたんじゃねーの?ったく家でやれっつーんだよコノヤロー」
「ははっ、若けーな学生は」
会話はそこで終わり二人はトイレから出て行った。
心の底からホッとした。