【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第7章 夜のお遊び
「っ!…ふ、ぁ!」
不意に高杉の腕が動き、中に指が侵入してくる。
「静かにしろ。聞こえちまうぞ?」
そう言いながら構わず指を動かしてくる。
「ふっ…んんっ、っ」
口を押さえ必死に声を堪えた。
幸いにも近藤には気付かれていない。
「んっ、ん、ぁ…ふ」
「反応が良いな。こんな状況で興奮してるのか?」
自分にしか聞こえない声のボリュームで耳元で囁かれる。
高杉の熱い息が耳にかかり背筋にゾクゾクと快感が走る。
八雲の自身はすでに勃ち上がっていた。
「はっ、ん…ぁ」
中を掻き回す水音でバレてしまうのではないかと、心臓が大きく鼓動する。
構わず高杉は八雲の中を指で乱暴に攻め立てる。
「っ!…ぅ、んぅ!」
ビクビクと身体が震え声を押さえるのが限界になってきた。
「何やってんだオメー」
聞き覚えのある声がする。
一瞬バレてしまったのかと身体を硬直させたが、違った。
耳を澄ませると銀八、神楽、新八の声が聞こえる。
何をしに来たのかは分からないが、ひと騒ぎした後、近藤と共に教室から去って行った。
一気に身体の力が抜ける。