【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第5章 参加条件
しかし安心したのも束の間、
高杉がポケットに手を突っ込むのが視界に入り
途端に体内でローターが動く。
「っ…ふ」
唐突に刺激を与えられ
思わず息が漏れ机に手をつく。
「おい、どうした?」
銀八が心配そうにこちらの顔を覗き込んだ。
「いえ…何でも…ないです」
首を小さく振りどうにか自然を装った。
「…疲れてんなら無理すんなよ?大丈夫そうだったら勉強よろしくな」
八雲の肩をポンと叩くと銀八は生徒達の元へ向かった。
何としてもやり遂げなくては。
俺は最後まで誰にもバレることなくこの勉強会を乗り切らなくてはならない。
そう意気込んでいても、
規則正しい微細な振動は的確に内部から八雲の身体を攻撃する。
立ってるだけでもやっとの状態だった。