第5章 参加条件

八雲は今下に何も身に着けていない。
ソファーにうつ伏せになり、尻だけを高く持ち上げられた格好は
屈辱的なものでしかない。



そんな八雲を高杉は後ろから楽しげな目で見下している。
卑猥な水音を響かせながら八雲のアヌスを指で広げていく。



「う、っ…はっ」



唇を噛み締め必死に声を堪えた。
高杉の細い指が中を掻き回す度に背筋にゾクゾクと刺激が走る。



「感じるからってあまり動くなよ。それとも、誘ってんのか？」



含み笑いをしながら八雲の中から指を引き抜く。



「違っ…誰が…！」



涙目になりながら高杉を睨み付ける。



「説得力のねぇ顔で言われてもな。…そろそろいいか」



「うあっ！…ぐ！」



指で十分にほぐされた八雲のアヌスは、簡単にローターを飲み込んだ。
しかし奥までローターをねじ込まれ、耐え難い嫌悪感と鋭い圧迫感は、嫌でもローターに意識が集中する。



「これはオマケだ。…勉強中にイかれても困るしな」



そう言うと高杉は硬く張りつめた八雲のペニスを指ですくい、根元に紐を巻きつけた。



「痛っ！…くっ…ああっ！」



キリキリと痛いほど締め上げられ、思わず悲鳴を上げた。



「教室でみっともなくイキたくねーだろ？」



ありがたく思えと言わんばかりな顔を向けてくる高杉を睨み付ける事しか出来なかった。
きつく圧迫されているからか、硬くなったペニスがずくずくと疼きだす。



「じゃ、俺は先に教室行ってるぜ。勝手にローター外したりしたらテストの件は無しと思え。…早く来いよ？センセ」



そう言うと八雲を一人残し高杉はプレハブ小屋を出て行った。