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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第25章 私利私欲のため





「…大丈夫か?」



「…あぁ」



腕にはくっきりとロープの痕が残り体や顔の怪我も痛々しい。まぁ、一つは俺がつけたんだけど。



「…高杉」



「…なんだ」



「こんな時にこんな事言うのもあれなんだけど、俺と付き合って。契約無しで」



しばらく沈黙が続いたが、衣服に着替えると「風呂入ってくる」と一言だけ残し部屋に一人取り残されてしまった。


急ぎ過ぎたかな。けど今言わないと多分チャンスないし。
…というかここ高杉の家だったんだな。俺の家よりデカいんだけど。確実に2LDKはあるよね。高校生なのに。…俺1Kアパートなのに。

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