【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第25章 私利私欲のため
「俺、ちゃんと言ったよなぁ?この関係がいつまでも続くと思ってんのかって。その報いだろ」
「…意味分かんねーよ!そもそも何で関係のねぇテメーが絡んでく、ぁっ!」
言葉を遮るように銀八の指が高杉の中を抉るように突き進む。
思わず出してしまったのか、艶のある高杉の声にドキリとしてしまった。
「ギャーギャーやかましいんだよ。万年発情期が」
「っ…く」
堪える様に唇を噛み締め銀八を睨み付けている。もう痛みは感じていないようだが、屈辱感は増す一方だろう。
わざとだろうが、指で窄まりを広げ、ねっとりと光る粘膜がひくついているのがよく見えた。
いつもは、強気なのに…あんなはしたない顔して…下もいやらしくひくつかせて…こんなの見たくないのに…。
息が上がってくる。体中が熱い。下腹部が確実に熱く硬く変化し始めている。
違う。酒のせいだ。酔ってるんだよ。こんなの、おかしいだろ。
そう頭で言い聞かせていても目の前の高杉のあられもない姿を見ると、どんどん熱が高まってしまう。
不意に銀八と目が合い、ニヤリと口元に笑みを浮かべてきた。