• テキストサイズ

【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第25章 私利私欲のため



さっきはドアで見えなかったが、八雲が銀八の肩を借りグッタリとしている。



「いやーさっきまで二人で飲んでたんだけどよ、こいつ途中で寝ちまったんだよ。まぁ酒のせいじゃねーけど」



「…それで何で此処に来ることになんだよ」



「こいつお前の事でずっと悩んでてさー、飲んでる時もお前の話ばっかなんだよ」



「おい、質問の答えになってねーよ」



「まぁ俺としても可愛い後輩を応援してーわけよ。だからここで終わらせてやろうと思ってな」



「は?」



こいつ、さっきから何言ってんだよ。
そんな俺をよそに銀八は壁を背もたれにさせ八雲を床に座らせる。



「おい、説明しろよ。何がしてーんだよお前」



「まぁちょっと落ち着けって。お前は少し痛てーかもしんねーけど、すぐ良くなっから」



振り向いた銀八の顔を見た瞬間、高杉は肌が粟立つのを感じた。

/ 331ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp