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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第17章 たまには違うお遊び



…なんで、なんでこいつらそんな事知ってるんだ?
高杉が言ったなんてのは絶対にありえない。だが坂田先生だってそんな事をする人ではない。
一体どうして…



「ダメじゃないですか先生、あんな所でヤッてちゃ」



あんな所?
その言葉である出来事が思い出される。



「丸聞こえでしたぜ、トイレでの先生のいやらしい声。前を通ってたのが俺と土方さんだけで良かったですねぃ」



その瞬間、カーッと顔が熱くなる。
確かに途中から声を抑えるのを忘れていたが、まさかこの二人に聞かれていたなんて。



「いやー驚きやしたぜ。まさか真面目なアンタがこんないやらしい身体してたなんてねぃ」



片手で腕を押さえつけたまま沖田が八雲のシャツの襟を捲り鎖骨まで露わにする。八雲の首元には無数のキスマークが散りばめられていた。



「俺も最初は信じられなかったけどよ。やっぱ人は見かけによらねぇな」



「っ…離せよ!」



恥ずかしさで顔を赤くさせ必死に抵抗したが無駄だった。
体格の差もあるが、押さえつける力は思った以上に強くビクともしない。



「しーっ、静かに。他の人の迷惑になりやすぜ」



沖田はわざとらしく唇に人差し指を当て注意してくる。
その行動はムカついたが、周りを気にし口を閉じる事にした。



「この事、黙ってて欲しいですかい?」



沖田がニヤリと笑みを浮かべながら尋ねてくる。
そんなの黙っていて欲しいに決まっている。けど…

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