【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第17章 たまには違うお遊び
「なんでここに…」
「…おい総悟、初っ端からやり過ぎじゃないか?」
「え?」
土方のその言葉に後ろを振り返る。
「すいやせんねぇ。白水先生の反応があまりにも可愛かったんで、つい」
「沖田…」
後ろに立っている男の名前を呟く。
今まで俺に痴漢をしてきていたのはこいつだったのか…。
それが分かった瞬間肩の力が抜けた。
「やめろよ、こういうの。ホントの痴漢かと思ってビックリしちゃっただろ?」
苦笑いを浮かべながら沖田を注意する。
悪戯にしては少々度が過ぎている気がするが、こいつはいつもこういう事をする奴だ。まさかこんな事を俺に仕掛けてくるとは思わなかったが。
「たまたま土方さんと出掛けてる時に、先生を見かけたもんですからねぃ。ちょっと遊ばせて貰おうかと」
「遊ばせて貰おうって…限度があるよ」
「そうですよねぃ。…白水先生はこの程度じゃ満足出来ないでしょ?」
沖田が笑みを浮かべながら訳の分からない事を言い出す。