【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第17章 たまには違うお遊び
「っ…」
その手つきは徐々に変わり、撫で回す指先からゾクリとした感触が全身を駆け巡る。
敏感な部分を弄り、尻の割れ目を確認するかのように指が伝う。
そのもどかしい動きに快感を感じ、次第に全身が熱くなってしまう。
くそ、こんな知らない奴に感じさせられるなんて…
恥ずかしさで身体が震える。
その手は前に這い回り、ズボンの上から性器を見つけ、その形を確かめるように強くなぞり上げていく。
「うっ…っ」
思わず声を上げそうになり息を飲む。
男の指は揉みほぐすように性器を撫で回し、八雲は小さく身を捩った。
早く…離れないと。このままじゃ次は何されるか分からない。
その男から離れようと身体を前に出す。
「あ…すいません!」
前に立っている男とぶつかってしまい、咄嗟に謝る。
痴漢から早く逃れたいという事しか考えていなかった為、まったく見えていなかった。
「いえ…大丈夫ですか?白水先生」
「え?…土方?」
見上げると3年Z組の生徒の一人である、土方十四郎が自分の肩を支えていた。