【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第16章 絶対的な関係
「…そうか、分かった。じゃあもう何も言わねーよ」
「すいません」
「なんで謝んだよ。俺の方こそ悪かったな。色々首突っ込んで」
「いえ、心配してくださったのは素直に嬉しかったので」
「…そーかい」
素直な笑みを浮かべられ、照れ隠しに顔を逸らしてしまう。
いつもの作り笑いよりも断然こっちの方が可愛いんだけどねぇ。絶対言ってやらねーけど。
にしても…
銀八は口から小さく溜息を零す。
さっきの告白、わりと本気だったんだけどなぁ。
失恋に苦笑いを浮かべながら、朝のHRを行うべく席を立った。