【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第16章 絶対的な関係
「…それで、昨日はどこで何してたんだ?」
「そこはプライベートですから。流石にお答え出来ませんよ」
「ほぉ…?」
片眉がピクリと上がる。
「仕事サボってまでやりたい事なんて、よっぽど大事な用だったんだろうなぁ」
「そうですね」
笑みを浮かべたまま頷く。否定はなしか。
「言っておくが、高杉の所へは約束通り行かねーけど、お前らの事を野放しにする気はねーぞ」
「ほぉ…?」
俺と同じように八雲の片眉がピクリと上がる。
「やけに突っ掛ってきますね。他人のプライベートには首突っ込まないタイプかと思ってたんですけど」
「あぁ、いつもならそうしてるだろーよ。他人のいざこざに巻き込まれてたまるか」
「なら、どうして?」
「…お前の事が好きだからかなぁ」
あ、固まった。
分かりやすいくらい顔真っ赤にしちゃって、もしかして告られたの初めてか?