【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第15章 互いの関係性
朝から八雲の姿を見ていない。
あいつが無断欠勤をするのは初めての事だった。
もしや自分のせいではないかと一瞬思ったが、そんな事で仕事を休むような奴でもない。
それに仮に休むとしても必ず連絡をするだろう。
まぁ、考え過ぎかもしれないが、あんな事があってすぐだしなぁ。
銀八は一人職員室の自分の席で唸る。
あいつの連絡先も家も知らねーし。てか今の状況じゃ話してくれるかどうか。
今更ながら銀八は自分のした事を深く反省していた。
けど、あいつホントエロかったなぁ。
半ば無理矢理だったけどすげー感じてたし。またヤリてーな。
だが後悔はしていなかった。
いや、今はそんな事考えてる場合じゃねーな。
首を軽く振り思考を戻す。
まさかあの後高杉と何かあったのか?いつも呼び出されてるみてーな事言ってたし。
自分のせいだがあの状態で無事でいれるんだろうか。
そう思うと居ても立っても居られなくなり席を立ち上がる。
八雲との約束は破る形になるけど、高杉に聞くしかねーよな。
銀八は高杉の元へ行くため職員室を飛び出した。