【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第4章 ご対面
少し期待しつつ高杉を見つめると腹部に激痛が走る。
「っ!?…ゲホッ!」
腹部を思いっ切り蹴られてしまった。
「ふざけんなよ。こっちはただでさえイラ付いてるっていうのに勝手に入って来てその程度の謝罪か?笑わせんなよ」
「ゲホッ!…っ、何、して…」
痛みで上手く言葉を発せない。
いくらこっちが悪いといっても普通教師に手をあげるだろうか。
流石に限度というものがある。
ここはきちっと教師らしく叱らなくては。
「っ…お前、いくら何でもここまでするか!?仮にも教師相手に!」
高杉を睨み付け怒鳴った。
まだ痛む腹部のせいか声が少し震えていたのが情けない。
「は?お前教師なのか?小せーから同じ学年のやつかと思ってたが」
高杉が馬鹿にしたように笑う。
人が気にしている事を!