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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第4章 ご対面





「えーっと…取り敢えず、このロープ解いてくれないか?これじゃ話しにくいし、さ」



普通教師をロープで縛るだろうか。
不良とは聞いていたが、まさかここまでとは。


しかし下手に刺激しては余計状況を悪化させる。
八雲は高杉を見つめこれ以上怒らせないように笑みを浮かべながら尋ねた。



「嫌だね」



即答だった。


これはなかなか手強いぞ。
沖田が言っていた通り、学校一の不良というのは本当らしい。



「…勝手に入った事は本当に悪かったよ。その上ソファーで寝てちゃそりゃ怒るよな。ごめん。もう無許可では入らないよ。今日はもう帰る。…だから、解いてくれないか?」



不機嫌な表情を浮かべたままこちらを見つめ返す。



…分かってくれたか?

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