【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第14章 罰と本音
「あっ!ああぁぁっ!!」
足を大きく開かされまだ慣らされていない後ろの口にいきなり熱い塊が押し入ってきた。
焼けつくような熱と痛みに喉の奥からかすれた悲鳴が溢れ出る。
「やっぱキツイか」
舌打ち混じりにそう言い八雲の腰を掴むと乱暴に揺する。
「やっ!あっ!…っ!やだっ!」
頭の中でバチバチと火花が散り痛みに悲鳴を上げ続ける。
痛いだけの性行為は高杉と初めて会った時以来だった。
「嫌じゃねーだろ。好きなくせによ。ほら、いつもみたいにいやらしく腰振れよ」
その声はいつもの嘲笑ではなく地の底から出したように低い。
遠のく意識をなんとか保とうと小さく首を振ると高杉と目が合った。
自分を見下しているその目は軽蔑が込められている。まるで汚れたものを見るような目だ。
頼むよ…そんな目で見ないでくれ。
自然と目から涙が溢れる。辛くて仕方がない。いっそ消えてしまいたいぐらいだ。