【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第13章 思わぬ落とし穴
息が苦しくなってきたのか更に顔が紅潮する。
それでも抵抗する事なく奉仕を続けている。その表情がなんとも色っぽく腰にくる。
喉の奥で先端が擦れ気持ちが良い。
息が荒くなり限界が近付いてくる。
「っ…ちゃんと残さず飲めよ」
「っ!」
その言葉で察したのか口を離そうとする。
俺がしっかりと押さえつけているからそんな事させるわけがない。
「う…っ」
小さく身体を震わせ八雲の口内に欲望をぶちまける。
「うっ!…っ、ゲホッ!ゴホッ!」
飲みきれず激しく咳き込み床に吐き出してしまう。
「あーあ、飲めっつっただろ。役立たず」
溜息交じりに言葉をぶつける。こいつにはこれが一番効くだろう。
その証拠に涙目のまま憎悪の混じった目でこちらを睨み付けてくる。
「なんだ?…やるって言ったのはお前だろ?」
緩んでしまう口を堪え切れずサディストな笑みを浮かべながら八雲を見つめ返す。
「………いえ」
諦めたように顔をそらしハンカチで床と口周りを拭き始める。