【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第13章 思わぬ落とし穴
「…だったら、いつも高杉にしてる事、俺にもしてくれねーか?」
「え?」
驚きで目を見開き聞き返してくる。
「いつも高杉に奉仕してんだろ?同じように俺にもしてみてくれよ」
笑顔で答えてやる。
こいつにとっては笑顔になれねーだろうけど。
「…で、出来ません」
「何でもするっつったよな?ありゃ嘘か?」
「違います。……けど…」
「じゃあ俺行くわ」
「やりますから!」
「そうか?じゃあ頼むわ」
ニッコリと親しみのある笑みを浮かべたつもりだが、八雲は怯えきっている。
可哀想になぁ。最初から素直に喋ってりゃこうはならなかったかもしんねーのに。
けどもう逃がさねーよ?