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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第13章 思わぬ落とし穴





「…暇そうですね」



「ん?そうか?」



職員室、他の教員は授業に行っており現在銀八と八雲の二人だけだ。
八雲は次の授業で使う資料をまとめているところだが、
横の席でジャンプを読んでいる銀八が目に入りつい言ってしまう。
本人いわく忙しいらしいが。



「同じジャンプ読んでて飽きません?」



「歩くのに飽きる事あるか?ねーだろ?」



よく分からない例えだった。
要はそれくらいジャンプを読む事は日常的に欠かせない事だと言いたいのだろうか。
だとしても質問の答えになってない気がするし上手くもない。
八雲はそれ以上突っ込むのを止め仕事に戻る事にした。



「そういやお前さぁ…」



「はい?」



しばらく仕事に集中していると、不意に銀八が声をかけてきた。



「文化祭の時、どこに居たんだ?」



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