【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第12章 お泊り
風呂からあがると高杉は先ほどと同じようにテレビを観ていた。
高杉の横に腰を下ろす。
「何か面白いのやってるか?」
「いや、全然」
そう言い高杉はテレビの電源を切った。
「…そろそろ寝るか?」
「そうだな」
「ベット一つしかないから、お前使えよ。俺は布団ひいて寝るから」
「一緒のベットで寝ればいいだろ」
「え、いや、それは流石に…」
それを聞いて高杉は不思議そうにこちらを見つめる。
「…なんだよ」
「いや、泊まってけって言うからてっきりそういう事かと思ったんだが、違うのか?」
「なっ、違っ!…お礼がしたかったからだよ!」
「だから身体でお礼してくれるんだろ?」
「全然違う!」
「まぁそう言うなよ」
「だから違うって!」
何度否定しても聞く耳持ってくれない。
言い合いしている内に高杉は後ろに回り込み抱き締めてきた。