第4章 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
「パーセルタング、どこで覚えたんだ?」
「パーセルタングって何?何も覚えてないよ。」
訳が分らない。
パーセルマウスやらパーセルタングやら、何の話?
「ねぇ、パーセルタングって何なの?」
「.......パーセルタングは、蛇の言葉だ。サラザール・スリザリンの子孫のみが話せるとされているんだよ。パーセルマウスはパーセルタングを話せる人間のことだ。」
サラザール・スリザリン?
スリザリンを作った人。
何で?
私、その人の子孫なの?
「.......あいつと関係あるの?ヴォルデモートと。」
「分からない。だが、今は特技だと思えばいい。」
もう、浮かれた気分にはならなかった。
パーセルタング、パーセルマウス。
闇の帝王が関係してるに違いない。
お土産屋さんで目に入ったクマのぬいぐるみ。
愛くるしい目が私を見てる。
蛇じゃなくて、ぬいぐるみと話せたらな。
「リエル、そのぬいぐるみが欲しいのか?」
シリウスはぬいぐるみを1つとり、レジに向かった。
可愛いリボンで首元を飾っているそのクマ。
赤いリボンがとてもよく似合う。
「欲しいものは言っていいんだ。」
そういって私に包装されたぬいぐるみを手渡したシリウス。
「ありがとう....。」
「リエル、君がパーセルマウスだという可能性は少ない。もしかすると、ハリーも話せるかもしれないからな。そうすれば、君たちはパーセルマウスではなく、ヴォルデモートの力が映ったことになる。大丈夫。心配はいらないさ。」
「そう、だね....。」
買ってもらったぬいぐるみを抱きかかえ、動物園を出た。