第4章 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
リエルの方に歩いていく。
「来ないでっ!!近づいちゃダメ!」
怯えた目で、怯えた声で叫ぶ。
少し歩みを止めたが、ゆっくり近づく。
「やっ.......ダメ...........来ないでっ....」
「大丈夫だ。」
そのままリエルを抱きしめる。
リエルは少しだけ身体を強ばらせ、離れようとする。
「ダメだよ....私と過ごしていた人がどんな目にあってきたか....」
「長年君と過ごしてきたリーマスは、そんな目にあっていないだろう?」
「でも、これから....」
「そんなことは起きない。私が君を守る。大丈夫だ。」
リエルはハッとして私を見た。
「君といると、とても楽しい。それに安心もする。自然と笑顔になれるんだ。」
「嘘だよ.......。私といる人は、皆死んでしまった。これからも、.......きっと....」
自然と、リエルを抱きしめる力が強くなった。
「そんなことは、起こらないさ。大丈夫。リエル、私とリーマスは君の味方だ。何があってもね。それに、君は1人じゃない。友がいる。」
「.......っくぅ....うわぁんっ.......うぅっ....」
何かが壊れたかのように、リエルは大泣きした。
私の胸にしがみつき、大きな目から大粒の涙を零した。
優しく背中を叩き、落ち着かせる。
この子は、何があっても守る。
リリーとジェームズに代わって。