第4章 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
私の、せい....?
『もともと、リリーの腹にはハリーだけが存在した。しかし、いつのまにか双子になり、お前が生まれたのだ。ハリーを守るために力を持ったお前が。お前に関わった者たちは全員死ぬ。両親がそうであったように。』
「そんなっ....」
『我輩と来い。』
「違う....私の周りの人達を殺しているのはお前だ!!お前さえ殺せば、皆笑顔でいられる!!!」
『我輩を殺すまでに何人の人間が死ぬか、楽しみにしておけ。人と関わらないことだリエル。』
ガクッと膝から座り込んでしまった。
本当はハリーだけが産まれるはずだった.......
私のせいで皆が死んだ....?
シリウスとリーマスも死ぬ.......?
「リエル?誰かと話していたのか?....っ!リエル!どうしたんだ?」
「ダメ!近づいちゃダメ!!」
怖い.......怖いよ。
入ってきたシリウスは歩み寄る足を止める。
「私に近づいちゃ、ダメ....。死んじゃうよ....」
「リエル?何を言っているんだ?」
「お父さんとお母さんも....義父さんも義母さんも....シリウスとリーマスも..........」
「シリウス?リエル?どうかしたのか?」
リーマスも来た。
「何があったんだリエル!」
シリウスは私を揺さぶる。
「.......ううん、何でもない。ごめんね、また心配かけて。大丈夫だから。」
心配そうに私の目を見るシリウスとリーマス。
「本当だよ、大丈夫!少し疲れてただけだから!」
「リエ「そうか、ならよかった。リーマス、風呂を入れよう。」
シリウスとリーマスは部屋から出ていった。
私といるから殺された?
.......そうか、デスイーターに殺された義父さんと義母さんはマグルなのに殺されたんだ。
何も知らず、ただ優しく引き取ってくれたのに、なのに殺された。
私のせいだ.......。
だからこそ、シリウスとリーマスは何があっても守りたい。
でも、私といると守れない。
.....どうすればいいの?
ベランダに出て、1人で頭を冷やす。
訳が分らない。
でも、ただ一つ言えるのは、ごめんなさい.......。