第4章 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
「リエル、シリウス、夕食にしよう。」
キッチンのテーブルで食事をする。
「リエル、好き嫌いはよくない。食べなさい。」
リーマスが言うのは、ピーマンのこと。
昔より嫌いな食べ物は減ったけど、ピーマンだけは小さい頃から苦手で、食べれない。
シリウスは可笑しそうに笑って私を見た。
リーマスが飲み物を取りに行ったと同時に、私のお皿にあったピーマンをシリウスが食べてくれた。
ウィンクをして、笑う。
「おやリエル、食べられたじゃないか。」
「ま、まぁね。」
「シリウス、君も嫌いなものは食べないといけない。」
トマトを端に寄せていたシリウス。
「あ、あぁ。」
リーマスが食器を洗い始めるのを見て、私が食べた。
ウィンクも忘れずに。
「おやおやシリウス。君も食べられたじゃないか。」
「あー、まぁな。」
クスクスと笑いながら食事を終える。
部屋に戻ると、声が聞こえた。
『リエル、どうだ今の幻想は。お前が見ているものは理想であり、夢だ。』
「違うっ!現実だ!」
『現実はこれだ。』
頭の中に映像が浮かぶ。
お父さんとお母さんがヴォルデモートに殺される場面、義父さんと義母さんがルシウス・マルフォイに殺される場面、シリウスとリーマスが.......
『お前に関わった者たち、近づく者たちは皆死ぬ。』
「許さないっ!!!!絶対に!!!」
『はっはっはっはっは!!お前のせいだリエル。お前が生まれたからこうなったのだ。』