• テキストサイズ

ハリー・ポッター もう一つの物語

第4章 ハリー・ポッターと炎のゴブレット





「やぁやぁ総理。ごきげんよう。」


こいつ.......

顔を見て、思い出した。


2歳のとき、里親のマグル2人を殺した男。
こいつだ。

「誰だ?」

「あぁ、申し遅れた。私はルシウス・マルフォイ。」


ルシウス・マルフォイ.......?
ドラコの父親?

「早速で悪いが、死んでもらおうか。」

「ステューピファイ!!」


透明マントを剥がず、そのまま攻撃をする。

全く気がついていなかったルシウス・マルフォイは杖を弾かれる。
ふんっ、親子のくせにドラコより馬鹿だ。


「誰だ!?」

「義父さん(おじさん)と義母さん(おばさん)の敵....。」


殺す。

でも、呪文を言う前にドラコの顔がよぎる。


こいつは最低。
でも、ドラコの父親。

人の親。

殺すことなんて、できない。

でも、こいつは私の家族を殺した男。


「あぁぁぁぁぁっ!!!!」

訳もわからずイライラが抑えきれなくなり、叫びと共に稲妻が光る。
ルシウス・マルフォイはその隙に逃げたらしい。


そうだ、指輪を割らなきゃ.......。

「レダクト。.......総理..........もう、....大丈夫..........で、す....」



身体中が重い。
私はそのまま倒れてしまった。




/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp