第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
それから5年後。
「リエル、お誕生日おめでとう!」
「ありがとうモリー!」
7月31日。
この日は双子の兄妹であるハリーと私が産まれた日。
「立派になったなリエル。」
「ありがとうリーマス!でも、まだまだこれからだよ。」
「そうだな。これからもっと学んで立派になってくれ。」
そばでアーサー・ウィーズリーが笑う。
「リーマスは本当にリエルの父親のようだな。おめでとうリエル。」
「ありがとうアーサー!心配症のお父さんみたいだね。」
11歳の誕生日は特別。
ホグワーツに入学するから。
だから、小さい頃から11歳の誕生日が楽しみで仕方がなかった。
「今度、買い物に行こうか。」
リーマスが提案してくれる。
「うん!ダイアゴン横丁だよね?ハグリッドから聞いたことある!」
「あぁ。そこに行こうか。」
「遅くなってすまなかったな。リエル、ハッピーバースディ。」
「ハグリッド!今ね、ちょうどハグリッドの話をしてたの。今度、リーマスとダイアゴン横丁に行くことになった!」
「そうかそうか、それはよかったなぁ!」
ハグリッドは自分で焼いたケーキを持ってきてくれた。
あ、誤字がある。っふふ。
一生懸命なところが嬉しくて、笑顔になれる。