第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
私が1歳になった年、両親はヴォルデモートによって殺された。
強力な魔法の力を持って生まれた私はハリーと離れざるを得なかった。
私は施設に預けられ、すぐに里親に引き取られた。
里親の2人はいい人だったって聞いてる。
残念ながら記憶には全くない。
2歳になった直後、デスイーター達の襲撃によって殺されてしまった。
マグルだった2人は、訳もわからずに死んでしまった。
もちろん、デスイーターの狙いは彼らではなくて私だったはずだ。
でも、2人は命を張って私を守ってくれた。
その後のこともはっきりとは覚えてないけど、少し覚えてることがある。
呪文をかけてきたデスイーター。
その直後、誰かの声が聞こえた。
『アバダ・ケダブラ』
2人のデスイーターのうち、1人は死んでしまった。
もう1人は驚いて、死んでしまったデスイーターを抱えて逃げてしまった。
残ったデスイーターの顔は覚えてる。
その後はアルバスとモリーが私を助けに来たことしか覚えてない。
それからは、ブラック邸で育てられた。