第2章 ハリー・ポッターと秘密の部屋
私の誕生日がやってきた。
ハリーの誕生日でもある。
「リエル、お誕生日おめでとう!」
「ありがとうリーマス!」
モリー、アーサー、ロン、ジョージ、フレッド、パーシー、ジニー、ドーラ、リーマスが来てくれた。
「ありがとう皆!!」
毎年毎年、私の誕生日に沢山の人がきてくれる。
セブルスは一番最後に、こっそり来てくれる。
たくさんのプレゼントも貰った。
「遅くなって申し訳ない。」
「キングズリー!!来てくれたの?」
「あぁ。誕生日おめでとう、リエル。大きくなったな。」
キングズリーは騎士団のメンバー。
マグルと魔法族は平等だっていう考えの持ち主で、私も同じ。
「リエルが騎士団のメンバーになったと聞いて、慌ててきたつもりだったんだが。」
騎士団に入ることが決まって3週間が経っていた。
「杖かホウキを変えた方がいいんじゃないの?」
「これはまいった。リエルが騎士団になったと聞いて、本当は少し安心していたんだ。」
よかった。
リーマスみたいに反対されるかと思った。