第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
「リエル、ご飯はちゃんと食べてる?」
「しっかり眠れているかい?」
2人でいう姿に、私は思わず笑ってしまった。
「2人とも、お父さんとお母さんみたい。」
「そうね、リーマスはリエルがここに来てからずっと一緒だものね。」
そう、物心ついたとき、そばにいたのはリーマスだった。
私にとって、リーマスも家族。
「ご飯にしようか。」
「うん!!お腹減ったな。」
リーマスがドーラと何かを作っている。
「失礼。急に来て済まないの。」
「アルバス!」
急に現れたアルバスにかけよる。
「こらリエル、ダンブルドア先生と呼びなさいって教えただろう?」
「よいリーマス。....リエル、最近、何か夢を見なかったかの?」
....アルバスは何でもお見通しなのかな?
最近、とても怖い夢を見る。
小さい時もよくあったけど、最近は頻繁に。
「.......うん。見るよ。」
「やっぱりか....。どんな夢じゃった?」
「.....ヴォルデモートが、何かを探してるの。でも、それは私が持ってて、私を殺しに来る。」