第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
ドスン.......ドスン.......
大きな足音が近づいてくる。
何だ?
杖を構える。
「トロール....!?」
本物は初めて見た。
大きなバットを持ったトロールがいた。
「何でトロールが......」
誰かが操ってるのか?
「ハーマイオニー!リエル!!」
ハリーとロンが来た。
「ウィンガーディアム・レビオーサ!」
ロンの呪文に被せて小声で呪文をかける。
「ステューピファイ」
トロールが気絶する。
マクゴナガル先生とクィレル先生とセブルスが来た。
セブルスは足を怪我している。
4階のあの部屋に、入ったのか?
そうか、誰かがトロールを操って先生たちを錯乱させ、その隙にあの部屋にあるものを盗もうとしたんだ。
でも、セブルスはきっとそれに気づき、誰よりも早く4階のあの部屋に向かったに違いない。
幸いハーマイオニーに怪我はなく、私たちもそこまで叱られることなかった。
セブルスが目配せで私に着いてくるように合図した。
ハリー達と離れ、セブルスについていく。