第8章 ハリー・ポッターと死の秘宝Part2
ネビルと4人で談話室に向かう。
シェーマスを始めとするグリフィンドール生から拍手が起こった。
「ハリー!」
「やぁ……。」
ジニーを目にして、安堵感が溢れた。
あぁ、生きていた。
よかった。
「スネイプに知られた……。ハリーがホグズミードに現れたこと。みんな大広間に集まれって。」
リエルが漏らしたのか……?
「皆、最後の戦いが始まろうとしてる。リエルが味方なのか敵なのか、僕には分からない。信じる者は信じて、信じられない者はそれでいいと思う。力を貸してくれるかい?」
みんなは力強く頷く。
「よし、行こう。」
隠れながら大広間に向かう。
ホグワーツは変わった。
鬱蒼としていて暗く、気味の悪い学校になっていた。
リエルはスネイプの隣に立ち、その後ろにカロー兄妹が立っていた。
マクゴナガル先生の姿を見て少し落ち着きを取り戻した。
今日で全て終わらせる。