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ハリー・ポッター もう一つの物語

第6章 ハリー・ポッターと謎のプリンス





ロンの家に行くと、リーマスとドーラがいた。


「ただいま。」


「リエル....」



ドーラが私を抱きしめる。

それをまた包むようにリーマスも私を抱きしめた。


「どうしたの2人とも?」


「ふふふ、何でもないの。」


「わが子が帰ってきたんだ。そりゃあ喜ぶだろう。」



わが子って....どうしちゃったの2人とも。

「お酒?」


「そう。2人とも飲みすぎよ。酔い覚ましの呪文を使いましょう。」



モリーが2人の酔いを覚ます。


「ん?....何だ?」


「お酒の飲みすぎ。」


「リエル!お帰り。」


「ただいまリーマス。」



ドーラも起き、騎士団の皆がリビングに集まる。


「私が見たのは、アルバスが殺される夢。校長室にいた。....ドラコが泣きながら杖を持っていた。その横にあの女と、その仲間が。」


「殺される?なぜ?それが分かっているならダンブルドアは死なないはずだ。」


「違う。世界を破滅から救うために死ぬの。」


「ダンブルドアが死んだら希望がなくなるんじゃ....」


「違う。皆が動く。アルバスの死によって、皆が絶望し、皆が立ち上がる。」


「そんな....」


「夢を見てしまったら、変えられない。」



今までと同じように....

何度変えようと試みても変えられたことはない。







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