第6章 ハリー・ポッターと謎のプリンス
今日はクディッチの大会。
相手はスリザリン寮。
「おはようハリー、ハーマイオニー。....ロンは?」
「まだ来てないわ。」
話しながら朝ごはんを食べていると、ロンが来た。
「どうだった食事会は。」
「退屈だったわ。クリスマスパーティーに誘われたの。誰か誘っておいでって。」
「どうせコーマックと行くんだろ?選ばれし者同士。」
「....あなたを誘おうと思ってたわ。」
「....今日の大会が終わったらコーマックにやらせろよ。」
ロンがハリーに突っかかる。
緊張してるんだ....
「ハーイ4人とも。....どうしたのロン、元気ないね。だからジュースに何か入れたの?」
ルーナが声をかけてきた。
え?何も入れてないよね?
ハリー達と話していたから分かる。
ハリーはジュースに何も入れてない。
でもハリーはわざとらしく幸運の液体の小瓶をしまう素振りを見せた。
ロンはにやりと笑うとジュースを飲み干した。
「最高の気分。やってやろうぜ!」
ハリーとロンとクディッチの会場に向かう。
「あれ、本当は入れてないでしょ?」
「リエルにはバレてたか。ロンは自分に自信が無いから、自分に自信を持たせたんだ。」