第6章 ハリー・ポッターと謎のプリンス
寮に戻ると、ハーマイオニーとジニーと私のベッドの上で話した。
「リエル、ジョージとはどうなの?」
ジニーがニヤニヤしながら聞いてくる。
「ホグワーツにいる間は手紙でやり取りかな。クリスマス休暇にまたジニーの家に行くから、その時が久しぶりの再会になるね。」
「じゃあクリスマス休暇が楽しみね。ジニー、あなたは大丈夫なの?ディーンと喧嘩したんじゃ....」
「....別れてきたの。」
「「えっ!?」」
「やっぱり私、ハリーが好き。」
「....そっか。ハリーも同じ気持ちだと思うよ。」
「そうね。私もそう思うわ。ジニー、あなたとハリーなら大丈夫よ。」
女子トークというのは面白い。
「逆に、ハーマイオニーはどうなの?ロンが好きなんでしょ?」
「まっ、まさか、そんなことないわ。」
「見てればわかるわ。ねぇリエル。」
「うん。結構前から分かってたよ。」
ハーマイオニーは恥ずかしそうに顔を両手で覆った。
「実はね....でも分からないわ。」
「ロンがハーマイオニーに抱く気持ちが愛だって気づけば成立するのにね....」
3人の話をして、盛り上がる。
女子トークは夜中まで続いた。