第6章 ハリー・ポッターと謎のプリンス
スラグホーンに誘われた食事会の日になった。
私はラインドレスに着替え、ハリーとハーマイオニーと向かった。
「やぁようこそ。」
スラグホーンに迎えられ、席につく。
私たちの他にも呼ばれた生徒はいた。
「リエル、今期の成績最優秀者も君だろうね。」
「どうでしょう。でも出来ることは出来る限りやるつもりです。」
「はっはっは、さすがだね。ハリーとリエルはあんまり似ていないんだね。」
スラグホーンは食べながらも質問攻めをするかのように話しかけてきた。
「二卵生双生児ですし、似てないです。でも色素は同じだから、目と髪の色は同じです。」
私が答えるとハリーはありがとうと小さく言った。
「遅くなりました....」
デザートが出てきてすぐあと、ジニーが入ってきた。
「よかったよ、来れて。ははっ、デザートには間に合った。」
「目が真っ赤だわ。またディーンと喧嘩したのね。」
ハーマイオニーが小声で私たちに言った。
ジニーはどう見てもハリーが好きなのになぜかディーンと付き合っていた。
ハリーもジニーが好き。
はやく付き合えばいいのに。
食事会が終わると、ハリーはスラグホーンの元に行った。
私たち3人だけで寮に戻る。