第6章 ハリー・ポッターと謎のプリンス
大広間に行くと、ロンとハーマイオニーとジニーが座っていた。
「リエル、あなたどこに行ってたの?」
「ハリーを探してたらドラコに会って、ドラコと来てたんだ。」
「マルフォイと?大丈夫かよリエル。」
何が大丈夫なのか、よくわからない。
ハリーも遅れてやってきた。
「血が出てるわ。」
「どうしていつも血だらけなのかしら。」
「あれは自分の血だな。」
本当だ、怪我をしてる。
「ハリー、どこにいたのよ。」
「ちょっとね。」
アルバスのいつもの話が始まった。
トム・リドルの話をし始めた。
やっぱり夢はあっている。
話は案外短く終わり、それぞれ寮に戻る。
「リエル、あなたはどう思うの?これからの世界を。」
「そうだね....闇に包まれ、暗くて冷たい。でもそんな中でも人は希望を見出そうとする。そんな感じかな。」
「あなたの考え方って卓越しすぎてるわ。」
「そうかな?」
「私にはよく理解出来ないもの。」