第6章 ハリー・ポッターと謎のプリンス
「そうね....」
「僕もそう思う。」
「....ハリーはまだまだ子供だからね。」
「そういえばリエル、ジョージと付き合い始めたんだって?」
「うん。」
ロンには絶対聞かれると思ってた。
「リエルが人を好きになるとはな。」
「そうよね、前は好きとかわからないって言ってたのに。」
「今でもよくわからないよ。」
お父さん、お母さん、養父さん、養母さん、シリウス....
皆が私を守ってくれた。
リーマスやセブルスは今も私を守ってくれている。
私も守りたいものがある。
その強い気持ちを忘れないでいたい。
「よかったわ。」
「あぁ。安心した。」
ホグワーツにつくまで私は眠った。
「リエル、着いたよ。」
「....ハリーは?どこに行ったのかしら?」
「え?ハリーがいないの?」
それは大変だ。
「どっかで降りてるだろ。」
「そうね。行きましょリエル。」
「....先に行ってて。」