第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
マクゴナガル先生に連れてこられたのはクィレル先生の授業。
「彼はオリバー・ウッドです。......ウッド、彼らは最高のクディッチの選手になりますよ!」
訳が分らない私たちを横目に、オリバーとマクゴナガル先生は楽しそうに話し始めた。
「ハリーは最高のシーカーにると思います。リエルはどこのポジションでも大丈夫でしょう。」
つまり、私たちはクディッチの選手に選ばれたらしい。
「すごいや!クディッチの選手は2年生からなのに!君たち、すごいよ!!」
私の場合ニンバス2000の持ち込みをダンブルドアが許可しているから、敵チームとも戦いやすい。
「先生が最年少選手は100年ぶりだって言ってた。」
ハリーは自慢気にロンに話す。
「ハリー、父さんもクディッチが上手かったんだって。」
「そうなの?」
リーマスが話してた。
父さんはクディッチも上手くて、頭もよくて、人からも好かれる人だったって。
「でも、下手だったらどうしよう。」
「下手なわけないわ。親譲りだもん。」
ハーマイオニーが連れてきてくれたのは、クディッチの優勝カップやらが置かれている場所。
ジェームズ・ポッターと書かれている。
「初めて見た....」
初めて、父さんが生きていたことを現実的に感じられた。