第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
4階の廊下と、クィレル先生。
何があるのか分からないけど気になる。
ホウキの授業。
マダム・フーチ先生の授業。
「上がれ。」
すぐにホウキがあがる。
当たり前。
私はブラック邸でホウキに乗っているから。
初めて乗ったのは5歳。
キングズリーが持ってきたホウキに興味を持ち、乗った。
『リエルはジェームズの才能を受け継いだんだな。きっとすごいクディッチの選手になる。』
キングズリーがそう言ったのは今でも覚えてる。
それから毎年、キングズリーからの誕生日のプレゼントはホウキだった。
だから1年生なのにニンバス2000を所持してる。
「ホウキに跨りなさい。」
ネビルのホウキが言う事をきかずに飛んでしまう。
フーチ先生が何度叫んでも戻らない。
ネビルはホウキの初心者だから戻れないんだ。
そのままネビルは落下して腕をおってしまった。
ドラコが落ちていたネビルの"思い出し玉"を奪い、ホウキで飛ぶ。
ハリーが追いかける。
私もすぐさま飛んで2人を追う。
2人は犬猿の仲。
仲良くさせるのは永遠にムリだろう。
私は説得を諦めて地上に戻り、2人を見ていた。
「ミスターポッター、ミスポッター、来なさい。」
突然現れたマクゴナガル先生に呼ばれた。