• テキストサイズ

ハリー・ポッター もう一つの物語

第1章 ハリー・ポッターと賢者の石





数日が経ち、セブルスの授業を受けることになった。

ハーマイオニーは頭がいい。


でも、その頭の良さ故にハリーやロンとあまり上手くいかないときがある。



セブルスは私といるときと全く違う人のようだった。

怖さしかない。


でも、それがまた面白くて、授業中に何度か笑いそうになるのをこらえた。


「ミスポッター、ダンブルドア校長がお呼びです。」


アルバスが私を呼んでる?

マクゴナガル先生についていく。


「おぉリエル。どうじゃ学校は。」

「とっても楽しいし、面白い!」

「そうかそうか。成績も優秀だと聞いておる。さすがじゃな。」

「へへっ。」

「ハリーとは、よくやってるかの?」

「もちろん!たった一人の兄弟だから!」


ダンブルドアは私とハリーの様子を聞いて、とても嬉しそうに笑った。

「....4階の廊下じゃが、くれぐれも近づいてはならんぞ?」

「あそこ、たまにヴォルデモートの気配がする。」

「何じゃと?」

「たまに。でも、少し気になる程度かな。傷は痛まない。」


私とハリーの額には、雷模様の傷がある。

時々、その傷は痛む。

初めてクィレル先生を見たとき、傷が痛んだ。


だから、あの人をずっとマークして観察してる。




/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp