第5章 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
今日も必要の部屋でダンブルドア軍団は練習をしている。
私は今日は出ずにセブルスの元に来ていた。
「セブルス、また睡眠薬をちょうだい。」
「これ以上は身体に良くない。」
リーマスやシリウスに秘密でセブルスから頭痛薬や睡眠薬をもらっていた。
「昨日も眠れなかったのか?」
私の頬を包み込むように手を当てたセブルスは親指で隈をなぞった。
「....変に胸騒ぎがして....きっと、昨日起こることを予感してたんだと思う。」
「……闇が…深くなって……」
「え?」
なんて言ったか聞き取れなかった。
「……何でもない。」
「セブルス、あのね、シリ.......っ!アルバス?」
「どうしたんだ?リエル。」
「アルバスが私に話しかけてる....」
『リエル、わしはしばらくホグワーツを離れることになった。心配はいらぬ。ちょいと休暇じゃ。....アンブリッジがホグワーツをのっとっておる間、皆のことはセブルスとリエルでなんとかして欲しいのじゃ。』
「セブルスと?」
『そうじゃ。セブルスと君で皆を守って欲しいのじゃ。』
「分かった。」