第5章 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
それから数日後。
「リエル!ハグリッドが戻った。」
ロンとハリーとハーマイオニーが走ってきた。
走ってハグリッドの元に向かう。
アンブリッジがハグリッドに詰め寄っていた。
アンブリッジがいなくなった後、ハグリッドの小屋に入った。
「こいつは極秘だぞ?ダンブルドアの使いで巨人の元に行っておった。」
「巨人?」
アルバスは巨人を仲間にしようとしているの?
「連中の何人かはダンブルドアが友好的だって事を覚えちょる。」
「ハグリッド、その傷は巨人にやられたの?」
「いや、これは....」
違う。
巨人がそんな擦り傷を追わせることは難しいはず。
ハグリッドは窓の外を見た。
「風向きが変わった....嵐が来る。前ん時と同じだ。しっかりと備えとかなきゃいかん。」
城に戻り、眠りにつく。
....何だろう、この変な胸騒ぎは....
眠れない。
シリウスのネックレスを握りしめる。
大丈夫。
大丈夫大丈夫。