第5章 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
泣き止んだ私を真っ直ぐ見据えたシリウスから目をそらす。
するとシリウスは両手で私の頬を包み、もう一度真っ直ぐ見据えた。
「リエル、これからもずっと、強く生きなさい。....だが時には弱音をはいてもいいんだ。大丈夫。君には私とリーマスと、ジェームズとリリーと....たくさんの人がついてる。」
もう、何も言わないで....。
遺言に聞こえて仕方が無いの。
「....もう、行くね....ありがとうシリウス。」
「あぁ....。リエル、君が今見えているものは何だ?」
「..........幸せな日々、かな。」
「そうか、良かった。」
「....うん。行ってきます。」
駅のホームに着き、ホグワーツ特急に乗り込む。
ホグワーツに着くまで、深く眠った。