第5章 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《リエルside》
ハリーの尋問が終わり、無罪放免になった。
新学期が始まる。
「ハァイ、リエル。」
「ルーナ、久しぶり。」
「もう身体は大丈夫なの?」
「うん、大丈夫。心配してくれてありがとう。」
ルーナは年下の友達。
ちょっと不思議なところがあって楽しい。
馬車に乗り、ホグワーツに着く。
大広間の椅子に座ると、教師陣の顔ぶれを一望できる。
「あの女、魔法省で僕を尋問した....ファッジの部下だ。」
「あの女は、ドローレス・アンブリッジ。魔法省がホグワーツに干渉するってこと?ファッジは本気で狂ってる。」
「そうね。あの女、嫌な感じ。」
「僕ら、どうなっちゃうの?」
ハーマイオニーとハリーとロンと話している時、ふと、アンブリッジの視線がこっちに向けられた気がした。
寮に戻るとハリーがシェーマスと口論をしていた。
「どうした?」
ロンと戻ってきた私は二人を見て状況を理解する。
ロンが止めに入ってくれた。
最近、ハリーはイライラしている。
「リエルはどう思うんだよ?ハリーのこと信じているのか?」
「信じないならそれでもいいと思うよ。これからどんな残虐なことが起こるか、私は分かってる。日刊予言者新聞もファッジも、私には関係ない。私は、私が信じるべきものを信じる。ただそれだけ。」
階段を上り、男子寮の方に行く。
ロンと階段ですれ違う。
「ダメだ。一人にして欲しいって。」
「ごめんねロン。....あと、ありがとう。」