第1章 ハリー・ポッターと賢者の石
ロンとハリーと私が仲良くなるのに、たくさんの時間は必要なかった。
ハリーが買い占めたお菓子を開け、食べ、くだらない話をしては笑った。
ホグワーツにつく。
「ハグリッド!」「ハグリッド!!」
「おぉ!ハリー、リエル!もう会えたか!」
大きな灯りをもってハグリッドが向かったのは、船乗り場。
綺麗なホグワーツが見える。
今日からあそこで勉強するのか。
楽しみだ!
組み分け帽子が私たちを待っていた。
リーマスたちに話を聞いてたから、グリフィンドールになれるようにたくさん祈る。
「リエル・ポッター。」
マクゴナガル先生に名前を呼ばれる。
最後から2番目で皆の興味が薄れ、かなり静かだったのに途端に大きなざわめきがおこる。
「うーん....。こいつも難しい。ここで学ぶことを楽しみにしている。頭もいい。才能は驚くほどある。スリザリンでも、パッフルパフでも、レイブンクローでも、グリフィンドールでも、こいつは大きく成長できるだろう。」
「お願いっ....スリザリンだけは嫌だ....。グリフィンドール、グリフィンドールがいい....」
「おやおや、グリフィンドールがいいのかね?君はどこでも開花できるが、スリザリンに入れば今よりもっと力を手に入れられるぞ?」
「お願い、スリザリンだけは嫌だ....!」
「では、....グリフィンドール!!」
やったーっ!!
ハリーやロンと同じ寮だ!!
「やったねリエル!!」
「うん!ロン!ハリー!!よろしくね!!」
いろんな人と握手を交わす。
「ジョージとフレッドは双子の兄弟なんだ!ロンはたくさん兄弟がいるんだね!」
「まぁね。いつも賑やかだよ。」